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08.20.09
かつて、広域多摩地域の一つである東京都の、町田市周辺の中小零細企業の経営者の方々と懇談をしたり、会社訪問をさせて頂いたことがあります。その時に感じたことは、経営者の方々はいずれも真面目で、長年その道一筋で仕事をされてきた人達だなということでした。
そして、その多くが大企業を頂点とする、いわゆるピラミツトの産業構造の2次・3次と分かれている何次目かの下請け企業だったりします。経営者の多くは、願わくば自社ブランドを付してビジネスをしたいと考えていました。事実、何度も何度も挑戦をしては挫折を経験していました.その結果、最もリスクの少ない現状の下請けに甘んじているように見受けられました。
しかし、全くの完全な下請けで、今後もいいとは考えているようでもなく、試作品を製造しては地域の産業展に出展して、市場の反応をウォッチしている方々を何人も知っています。この様な経営者の方々は、思い込みが強く、「この製品で、閉塞感から解放されたい」「ボロ儲けはしなくてもいいからそこそこに稼ぎたい」などなど色々と考えているように見受けられました。各地域にあります商工会議所の各部会にも顔を出したことがありますが、前向きな経営者と、現状維持が出来れば良いと考える経営者と2派に分かれるそうです。
前向きな経営者の多くは、各部会でも積極的に発言をされ,行動をされるようでした。この前向きで積極性あふれる経営者の多くは自社内に経営、すなわちソロバン(計算)のわかる部下や身内の方がいないか、少ないという傾向があるそうです。「すばらしいと自分自身が思い込んでいる技術」を、製品化すれば必ず売れる筈だと考えがちで、失敗しても、自分なりに改善をしては再び真価を問う姿勢は変えないそうです。また、本人以外は家族も社員も呆れ果て、本業に支障が生じない限り好きにさせておく状態のようでした。この様なことは大企業でもあるようで、エンジニアや技術者達が集まって仕事の話をすると、お金の話(いかに売上に結びつくか)が抜け落ちているとよく言われるそうですから、技術好きの技術者が陥る習性みたいなものがあるのかもしれません。
最近流行りの言葉でMOT(Management of Technology)があります。このMOTは、製造業におけるMBA(経営学修士)のようなものだと言われています。フリー百科事典のウィキペディアによれば、MOT(技術経営)とは「イノベーションの創出を目的とし、新しい技術を取り入れながら事業を行う企業、組織が、持続的発展の為に、技術を含めて総合的に経営管理を行い、経済的価値を作り出していくための戦略を立案・決定・実行するもの」となっています。企業組織内のテクノ・イノベーターの輩出を目的としているようです。分かり易く解釈すれば、「技術開発を技術者だけに任せていては、良い結果がなかなか出てこない」「よい成果をだすのには、技術に加えて何か(例えば、営業企画やデザイン・販売など)が必要ではないか」などなどを考える経営学上の用語だと思います。
大企業はもとより中小零細企業こそ「技術と電卓(ソロバン)」の意識を、いかに経営の中に根づかせるかが大事だと思います。かくゆう筆者も、翻訳業界の中で極めて限られた経営資源しか持ち合わせていないにもかかわらず、ロス(損失)を重ねながら試行錯誤をしていますので、「MOT」は、耳の痛い話だと思います。
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