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01.25.10
「シルバーニューディール」については、以前のブログでも記述したことがあります。しかし今回は視点を変え、団塊の世代を中心としたシルバー世代の国際的な人材活用について私見を述べてみたいと思います。
弊社では、かつて「国際人材活用開発センター」構想を描いた事がありました。バブル崩壊後に大量のリストラが発生した時期と重なり、企業は自社をスリム化する為に子会社や分社化を積極的に行いましたが、本社依存の甘い経営体質から脱皮出来ずに多くの子会社や分社が破綻をしました。本社から切り離し、一本立ちをさせるという思惑だったと思いますが、許容人員にも限り、この子会社・分社化は機能することが当時はあまりなかったのではと思います。
弊社はかねてより翻訳業務で、多くの現在の団塊世代より少し上の世代と接点があり、社会的訓練が十分でかつ優秀で、やる気のある人が多いこと注目していました。そして、この世代、分けても技術系を中心とするスキルの高い人々の活用が出来ないものかと考え、上記の「国際人材活用・開発センター」構想を立案しました。この構想のキーワードは「人材の銀行化と流通化」でした。
A社では不要または陳腐化した技術でも、B社・C社では必要とし、逆にB社、C社の持っている技術をA社は探していたという事がありましたが、人材でも同様の事があると思いました。そこで、前記のセンターを企業会員制として、人材を普通預金の様に預け入れ(登録)、出し入れ自由にし、自社並びに他社の元社員を契約に従って活用するというシステムで、人材の活用と開発によって効率の良い企業経営をバックアップするというものでした。登録者にとっては常勤雇用ではないが、必要な時に必要に応じて働け、自分のスキルを生かせることや、活用の企業では業務や技術革新の関系で自社の人材と他社出身の人材を混合化又は入れ換えて使えることや自社内に人材の余裕がなく、海外工場の技術指導等に困っている時になどに活用できる等のメリットが考えられました。
この他にも様々な事業の運営上メリットを着想致しました。この構想を当時の労働省の労働需給調整官に相談致しましたら、同種の考え方で設立された財団法人があるので、全く認められないという事で、断念をした経緯がありました。10数年たった今、この構想を思い出しましたのは、少子高齢化で、日本の労働人口の減少が2010年を境に顕著になると言われていますし、片方でアジアを中心とする新興国との経済交流の拡大に活路を求めていかなければならない我国企業が好むと好まざるとに関わらず、国際的な分業体制を選択をせざるを得なくなっているという現実があります。
すなわち我国企業の製品の品質や多様性は、一日の長があります。新興国との間に貿易上の摩擦を起すことなく、ハイエンドの製品の開発やソフト的要素の強い部分や知識集約的な部分に我国企業は注力し、その生産そのものは、若年労働力人口が多い新興国で行うという分業体制です。この様な動きの中で、前述の団塊世代の海外活用が考えられるのではと考えた次第です。団塊の世代が家に閉じ籠ることなく、自らのスキルを生かして、活き活きと活動することは、ご本人や家族の方々はもとより、国全体の社会保障費増大の抑制上の点からも大切ではないかと考えた次第です。ニューディールという言葉には、そもそも、トランプのカードを配り直すという語源がありますので、棚卸しをされた世代の人生の仕切り直しとして、相応しいのではと思います。
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