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03.29.10
数日前に、旧知の業界仲間の訪問がありました。彼は現在の財団法人日本翻訳連盟創設時に事務局長をしていたK氏で、現在は業界から遠ざかっているようですが、業界の人達との交流は今なお結構ある様でした。
その彼が来社時に、興味深い事を語っていました。それは、筆者も面識があり、一時期まで交流のあったN氏が、日本から中国へ活動拠点を移し、上海・香港・大連の3都市で翻訳業務行っているというものでした。N氏の会社の料金表も拝見致しましたが、驚く程安い料金体系で、とても太刀打ちが出来ないなと感じました。
そして、日本で集客・受注した翻訳業務をN氏の会社に発注し、処理をすれば、価格競争力の向上と併せて、利益率の向上につながるという、ご提案内容の様でした。N氏は、高い経済成長を遂げ、世界中から人・物・金、そして技術までもが流入している中国のダイナミズムを満喫している様でした。
かつての日本の高度経済成長期を彷彿させるような雰囲気を実感しているのだと思います。しかし筆者は、NHK等のTV報道で、躍動感溢れる中国の陽の側面が放映されていますとともに、様々な陰の側面も放映がされていますので、正直にいって複雑な気持ちとなりました。筆者が親しくさせて頂いている同業のY氏からも昨日連絡があり、中国のN氏よりのメールを受領したとの事でした。
そしてY氏は筆者に「中国への翻訳機能の一部移管について、どう思う?」と尋ねてきました。Y氏の結論は決まっていました。Y氏の会社は、金融関係の業務がメインで、コンフィデンシャルな案件が多い事から、おのづから答えは、移管に「No」というものでした。そして筆者の方も同じく答えは「No」というものです。筆者の株式会社アイアイエスの受託業務内容の多くが、同じく守秘義務の高い知財関係の案件が多いことと、かつ最先端の技術内容であるという点で、極めて難度が高く、不正確かつ不十分な対応が許されないからです。
しかし以下に中国在住のN氏の声を一部ご紹介し、中国の今の現状をお察し頂けたらと思います。「こちらで仕事をしておりますと、日本の企業が日本国内、欧米諸国の経済の停滞のために、中国市場に対して本格的なテコ入れをしていることが仕事量でも情報の面でもはっきりと感じ取れます。従って中国語関連の受注につきましては大きなチャンスだと考えます。また中国国内、特に上海においては私が知る限り、この10年間で日本では想像を絶する、あらゆる分野で急速な進歩が遂げられています。3年前、ましては5年前の中国しか知らない中国在住経験者の情報も、既に陳腐化しています。又日本での評論を数多く見ますが、ジャーナリズムを含めて唖然とするくらい中国に対する理解不足と、中国には日本が負けるわけがない、という固定概念にしばられている様子に見受けられ、暗鬱な気持ちになるばかりです。」
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