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09.19.10
第一次産業とは、ご説明をするまでもなく、農業・漁業・林業といった産業を一括りするものですが、最近ひょっとしたら、第一次産業こそ今後の成長産業では、と思う事があります。
農業は自然条件に左右されやすく、昔から難題の多い仕事と考えられてきました。しかしかなり以前から多くの葉菜類や果物は、ビニールハウスで栽培されていますし、最近ではLED照明の下で培養液が循環することによって促成栽培が可能となった、野菜工場が全国各地に見かけるようになりました。全国に点在する工場跡地の有効利用や建築土木業から農業への業種転換等によって、急速に農業工場が今後拡大してゆくと思われます。また農家の高齢化によって休耕地が増加していると言われていますが、片方で農業の法人化も進み、全体としてアグリビジネスは有望という意見も大きくなっていると思います。
漁業については、国際的な議論の多いクジラは別として、乱獲問題から厳しく漁獲制限が課されそうなマグロ、分けても高級魚の代表のクロマグロについては、近畿大学が人口養殖にすでに成功し、実験的な出荷が行われる様になりました。又謎が多く、受精卵からの人口養殖は長年無理と言われたウナギについても、人口養殖が最近可能になったというニュースを聞きました。そして、地域おこしから、海や川から離れた山間地域や廃校となった学校で、水槽にヒラメ等の高級魚を養殖している漁業法人が出来始めたという事もTV報道で見ました。水槽に海水と同じ塩分濃度を人工的に作り出し、エサの配合も試行錯誤の上、解決したとのことでした。養殖技術の進歩による、計画的な出荷が可能になり始めたわけですが、生魚のニーズが高まっている中国への輸出も盛んになっていると言われています。
林業については、日本は先進国ではノルウェーに次いで、国土当たりの樹林が多い国だそうですが、輸入材に押されて、国内材の需要が減少したり、後継者の高齢化で、長年に渡って間伐も行われずに荒れていましたが、2002~3年頃から中国や香港・マレーシア・シンガポール等の外国資本が、我国の森林買収を行っていたそうです。植林して丁度40~50年が経過し、木材として使用可能になった木材だけが目的ではなく,Co2の排出権取引に利用するとか、水資源の確保とか、多方面からの目的での買収だそうで、米国同様に、森林が投資の対象となったと言われています。外国資本による森林買収は、樹木のみならず、国土の買収でもあり、治水や保水といった点からも、今後に問題が生じそうな気が致します。なぜなら我国にはドイツやEU諸国の様に森林の所有権に対する、国の国土保全法の制度が全くありません。この様に、農業・漁業・林業を、従来の視点とは別の視点で考えてみますと、様々な問題がまだ横たわっていますが、古くて新しい産業としての成長性を感じます。
旧来の習慣にとらわれない人々が、ITやバイオ技術等を駆使し、生産から販売(中国等への海外販売を含む)に至るまでのプロセスを、エンジニアリング的に行う時代が到来するのではと思います。企業の海外移転に伴って国内の雇用機会が減少し、若年層を中心に、未就業状況が継続していると言われていますが、前述のように新しい発想や思考をすることによって、就業機会を広げることが出来るのではと思います。国内産業である第一次産業を、今後の成長産業とする為には、各省庁の規制を取り除く必要があります。
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