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03.27.11
今回の東日本の大震災は、16年前の1995年(平成7年)1月17日(火)に発生した阪神・淡路大震災と比較しても、我国の観測史上最大のマグニチュード9.0や10メートルを超す津波と火災、そしてとどめは原発の破壊等、大きな相違点が有ります。
片方で死者や行方不明・負傷者数の多さやライフラインの崩壊など、幾つかの類似点もあります。いずれにしても、震災前に近い状態に戻るのに、神戸でも16年近くもかかっています。従って東北地方の広範囲に渡る、今回の大震災の復興には、想像を絶する年数と莫大な費用が必要となると思います。まさに日本に課せられた最大の試練が始まったと思います。
ところで阪神・淡路大震災の際に、延べ170万人以上ものボランティアの人々が復興に参加したと言われていますが、今回は、交通網や通信インフラ等が回復するにつれ、阪神・淡路を上回るボランティアの人々が全国から復興に駆けつけるものと思います。地震国・日本ならではの宿命でしょうか、各地に震災が発生する毎に、極めて学習効果が効いて、機能的に活動するNPOグループが誕生し、頑張って活動している姿を、TV等で見ては、頼もしく思いました。
TVで見ていると、各地の避難所には、我慢強く、決して泣き事や愚痴を言わない、高齢者が多く避難している様に見受けられました。今後の復興過程で、住宅を含む生活基盤の一切を津波で流された、多くの被災者と同じく、この高齢者の方々への精神的なケアーも忘れてはいけないのではと思いました。そして、ある避難所の小・中・高生が立ち上がり、お風呂は、どこに行けば入れるとか、こんな品物は、まだどこどこで手に入れることが出来るとかを、徒歩や自転車でまわって調べた、様々な生活に必要な情報の結果を、Q&A形式で壁に貼っているのを見て感心した次第です。
前述の学童達の活動に触発されて、大昔に「セツルメント活動」と言う言葉があったのを想い出しました。Wikipediaで検索してみましたら、セツルメント(Settlement)とは、「宗教家や学生が、労働者街やスラムに定住して、住人との人格的接触を図りながら、医療・教育・保育・授産などの活動を行い、地域の福祉を図る社会的活動」となっていました。Settlementという言葉には、定住・居住の他、清算や解決、様々な意味がありますが、筆者が気にしている事は、想像を超える大震災によって、家やその他の財産、そして家族を失った多くの方々に対し、どう向き合っていけばいいか、という事です。
かつての戦争・内乱・革命などの要因で陥入った経済的貧困層に対する活動とは、明らかに異なるわけですが、様々な経済的・社会的支援を今後も必要とする点では似ていると思います。そして、各被災地の少なくなった地方公共機関の職員に代わって、被災者へのサポート活動の中心的役割を、各地の大学に担当させてはどうか、と考えた次第です。つまり。行政機関が本来行うべき繁雑な行政事務(例:公報)とか比較的専門知識の必要とする事(例:育児・看護)などのサポート活動を、大学に協力して貰うというものです。
大学には法学、経営学、商学、工学、理工、医学、薬学、家政、看護等の色々な学部があり、それぞれの学部で、専門教官の指導の下に、被災地域で求められているサポート活動をするわけです。そしてその活動は履修単位の対象とするようにして、学生の活動へのインセンティブも考慮しつつ、学生の各分野での開発途上の知識や積極的な行動が、世の中に役立つ事を、身をもって知る機会になるのでは、と思った次第です。リクルート誌等の就職時に詰め込む紋切形の知識ではなく、貴重な社会的実験から、掴み・感じた知識で、実社会で貢献して欲しいと思いました。
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