グローバルな企業活動の中で、知的財産権に関する戦略の重要性がますます高まっています。 日米欧の特許当局の連携はまさしくその象徴と言えます。特許出願国当局との間で何度となく繰り返される OA(オフィス・アクション) への対応を経て、 やっと国際特許を取得したり、場合によっては、その特許権を他社へ譲渡したり、使用許諾を行ったりするだけではなく、 侵害する他社の行為に対してどう対処するか等さまざまな企業の知財戦略に接する翻訳だけに、 細分化・専門化された幅広い技術知識と高い品質管理能力が問われます。
アイアイエスは、国内企業の外国出願の場合は、化学、医薬品、バイオ、機械、電気、電子、半導体、 OA、自動車、情報、通信、ビジネスモデルの各分野、また外国企業の日本出願の場合は、先行技術調査、 出願明細書、オフィスアクション、拒絶理由書、引例、意見書、答弁書等、中間処理(含む審決)までの翻訳を長年行い、 経験と実績でも高いリピート率を頂いております。
特許翻訳には、理屈抜きで守らねばならないパターンや文章ルールがあります。 従って目的によって異なる文章体系に習熟していることもさることながら、技術内容を正確に理解して翻訳する、 又は原文記述の説明不足箇所を補って翻訳したり、原文記述の誤りを正したり、その逆で、原文を一切いじらずに忠実・ 正確に訳すことが必要とされる場合もあります。従って、各種の専門的な技術知識と 出願目的又はお客様のご依頼意図(例、参考用・内容把握等)に沿った記述能力が必要で、全体としての品質管理が重要です。 ※アイアイエスは、分野別・専任制の翻訳を行っています。
日進月歩で進化を続ける科学技術分野の研究開発、そして、その技術から生み出されるさまざまな新製品、 サービスに関する翻訳で、複雑多岐にわたります。アイアイエスは、使用材料、安全データ・シート、各種試験レポート、 各種取説、各種の指示書・説明書、技術標準書、保証書等の多言語の翻訳を長年行って参りました。科学技術は最近、 世界的な環境基準の設定の動きとも連動し始めているように思います。
日本企業・在日外資企業そして海外企業から、法務翻訳に際しては高い信頼を頂いています。 アイアイエスの法務翻訳は、法務の専門家たる国内外の法律事務所・企業法務部からご発注を頂くケースが年々増加し、 リピート率も高水準を維持しています。定款、謄本、就業規則、取締役会・株主総会議事録、各種協定書・規定集・契約書・覚書・保証書の他、 近年富に重要となったコンプライアンス関係や「経営理念と行動基準」等の分野のご依頼が多言語で増加しています。
国内外企業の地球規模での再編や、金融調達の多様化に伴い、 企業の財務情報の公開の重要性がますます高まっている中で、株式・社債の発行目録書やその要綱、 決算短信、業績見通し、決算報告書、マニュアルレポートの翻訳 や制作で豊富な経験があります。
欧州や他各国でのRoHS指令やREACH規則の導入(準拠規制の施行)など、環境問題への取り組みとして現在も様々な動きがみられます。先進的な環境経営を行っている国内外企業の活動を反映する CSR 報告書、 環境会計報告書等のご用命が多くなっています。アイアイエスの多言語翻訳は、各種外国語から日本語へ、そして日本語から外国語へと必要に応じて、 ご用命を頂き、ご発注企業の今後の環境対策立案のお役に立っています。
ご発注から納品までの作業は「ドキュメント・エンジニアリング」と称しても差し支えのない各段階の工程を辿ります。日本語から外国語への翻訳(ネイティブチェックが必要)、外国語から日本語への翻訳、 テキストデータ(ワードファイル)・画像データ(PDF)など原稿の状態により作業内容も異なり、文中に図、表、化学式、計算式等がある場合など、それぞれご支給頂いた原稿と指示内容に合わせて作業の工程管理を行います。
アイアイエスは社内チェッカーおよび社外チェッカー(各外国語ネイティブを含む)によって品質管理に努めています。 翻訳に必要なお時間を、お見積時(概算)と、ご用命頂いた時点で確認いたします。
上記基準はあくまで目安です。お手元の資料をメールで送信頂ければ正確な見積りを出させて頂きます。
誠に恐れ入りますが、 初回お取引様に限り現金同時決済 (キャッシュオン・デリバリー) をお願い致しております。 翻訳作業が完了後に税込金額をお知らせ致しますので、お振込みを頂き、弊社確認後ご指定方法にて訳文を納品差し上げます。